大混雑のブースでも「見込み客」を逃さない、インターペット東京2026:イトウアンドカンパニーリミテッド様のイベントコンパニオンを活かした動線設計のリアル

2026.06.08

「来場者が多すぎて自社スタッフだけでは声をかけきれない」「一般のペットオーナー様への対応で手いっぱいになり、後日商談につながる重要なバイヤー様を素通りさせてしまった」……。国内外から数万人規模の来場者が集まる『インターペット東京2026』のような超大型イベントにおいて、このような運営のミスマッチは多くの出展企業が直面する大きな課題です。
2026年4月3日から5日までの3日間、熱気あふれる東京ビッグサイトで開催されたこの祭典。株式会社イトウアンドカンパニーリミテッド様のブースでは、イベントコンパニオンの東海林茉莉花さんと小鳥遊なつなさんを迎え、混雑の中でも「ファン作り」と「ビジネス接点の獲得」を見事に両立させていました。今回はこのリアルな出展事例をベースに、ただ人を集めるだけではない、次のビジネスへ確実につなげるための「現場の役割分担」と「戦略的なキャスティング」の価値をプロの視点から紐解きます。これから展示会への出展を検討している担当者様にとって、現場運営のヒントとなるノウハウを網羅していますので、ぜひ最後までご覧ください。

目次

展示会におけるイベントコンパニオン活用の基本とは?

展示会におけるコンパニオンの存在を「ブースを華やかに見せるための受付」と考えているなら、それは非常にもったいない思い込みです。特にBtoC(一般消費者向け)とBtoB(企業間取引)の要素が激しく交錯する大規模イベントにおいて、精度高く成果を出すための本質的な定義と役割を整理します。

BtoC・BtoB混在展示会における「フロントライン(接点)」としての重要性

広い展示会場を歩く膨大な来場者は、強引な営業や長話に捕まるのを嫌がって、企業のブースに対して無意識に警戒心を抱いています。特に自社の営業スタッフが通路に出て直接声をかけようとすると、来場者は「売り込まれるのではないか」と身構えてしまい、かえって距離を置かれてしまうケースが少なくありません。

ここで重要な役割を果たすのがイベントコンパニオンです。彼女たちは、そのブースの第一印象を決める最前線の「フロントライン(接点)」として機能します。来場者が抱く心理的ハードルを、プロならではの自然な笑顔と適切な距離感の挨拶でリセットし、ブースへと滑らかに引き込む窓口となります。このフロントラインが機能して初めて、奥に控える自社スタッフへの動線が確立されるのです。

インターペットのような体験型・ライフスタイル系展示会で求められる役割

インターペットのように、多くのペット同伴来場者が行き交うライフスタイル系の展示会では、一般的なビジネス展示会とは異なる特殊なスキルが求められます。通路での安全確保はもちろんのこと、カートやペットを連れた方々の歩行を妨げないような、非常に繊細な位置取りや気配りが必要です。

ただマニュアル通りにノベルティやパンフレットを配るだけでは、通路の混雑を悪化させる原因にもなりかねません。周囲の状況や、時にはペットの目線や様子にも気を配りながら、企業の「ファン」を増やすための親しみやすいアプローチを行うこと。これこそが、体験型イベントの現場で求められるプロの基準となります。

「何を作りたいか」を明確にする要件定義と同じ。キャスティングの目的設定

システム開発において、最初にどのようなシステムにするかを決める「要件定義」が最も重要なプロセスであるのと同じく、展示会でイベントコンパニオンを起用する際も「今回の出展で何をゴールとするか」の目的設定が不可欠です。

「新商品のサンプルを広く大量に配布して、SNSでの認知度を一気に高めたい」のか、「アンケートの回収を徹底し、確度の高いビジネスリードを1件でも多く獲得したい」のか。出展目的の定義を明確にすることで、選ぶべき人材のタイプや、当日のコスチューム、立ち回り、声掛けのセリフまでがすべて最適化されます。この目的意識を派遣パートナーとしっかり共有しておくことが、ブレないブース運営の土台となります。

 

 

リード獲得と認知拡大を最大化させるブース運営の仕組みと流れ

限られた会期の中で確実な成果を上げるためには、スタッフ個人の頑張りや感覚だけに頼るのではなく、誰が立っても機能する「再現性の高いブースの構造」を設計する必要があります。現場で実践されている効率的なフローを解説します。

【専門スタッフ直伝】展示会でのリード獲得4ステップ

通路を歩いている来場者にアプローチし、後日の商談や成約へとつながる顧客(リード)へと昇華させるためには、以下の洗練された4つのプロセスをたどります。

  1. ステップ1:アイキャッチ(視覚的な工夫による通路からの誘導とサンプリング)
    まずはブースに目を留めてもらうステップです。一目でブランドの世界観が伝わるコスチュームの活用や、手に取りやすい高さでのサンプル提示により、視覚的に来場者を惹きつけます。
  2. ステップ2:アプローチ(ペット連れの来場者にも配慮した自然な声掛け)
    無理に足を止めようとするのではなく、来場者の歩行スピードを乱さない絶妙な所作で「よろしければ愛犬・愛猫にどうぞ」と優しく声をかけ、サンプルや資料を手渡します。
  3. ステップ3:スクリーニング(会話の中から一般オーナーとビジネスバイヤーをさりげなく選別)
    資料を受け取ってくれた方に対し、「普段はどのようなフードを選ばれていますか?」「サロンやショップなどの経営をされている方ですか?」といった短い会話から、来場者の属性やニーズの深さを瞬時に聞き分けます。
  4. ステップ4:トスアップ(営業担当者がスムーズに次の商談・個別提案に移れる確実な引き継ぎ)
    スクリーニングによってビジネス層であると判明した方や、製品に対して深い質問を持った来場者を、奥で待機している自社の営業・技術スタッフへ、興味の熱量を保ったままバトンタッチします。

単調な配布で終わらせない、来場者の興味を引き寄せるオペレーション構造

開場から閉場まで、全く同じテンポと熱量で声をかけ続けるだけでは、展示会の激しい波に対応できません。時間帯によって通路の混雑状況や来場者の層(午前中はビジネス層が多く、午後は一般層が増えるなど)は刻一刻と変化するからです。

そのため、現場の状況に応じて「今はサンプリングのスピードを上げて全体の母数を一気に増やそう」「今は通路が落ち着いているので、少しじっくり会話をしてスクリーニングに時間をかけよう」と、時間帯に応じた柔軟な変化をつけるオペレーション構造が重要になります。この波をコントロールする役割をプロのコンパニオンが担うことで、ブース全体の稼働効率が極限まで高まります。

 

 

【実例】インターペット東京2026:株式会社イトウアンドカンパニーリミテッド様ブースの成功の舞台裏

実際の現場では、どのような相乗効果が生まれていたのでしょうか。インターペット東京2026の株式会社イトウアンドカンパニーリミテッド様ブースを支えた、イベントコンパニオンの東海林茉莉花さんと小鳥遊なつなさんの具体的なエピソードを振り返りながら、自社ブースへ応用できるヒントを探ります。

東海林茉莉花さんが実践した「安心感」から始まる来場者誘導とブースの活気作り

東海林茉莉花さんの現場での立ち振る舞いは、非常に多くの来場者が行き交う混雑した通路の中でも、周囲の空間をパッと明るくするような安心感に満ちていました。彼女の強みは、来場者の状況を瞬時に察知する高い観察力です。

ペットを連れた方々が驚いたり警戒したりしないよう、無理に正面から立ち塞がるのではなく、目線を合わせるような低い姿勢で優しく接しながらサンプリングを実施。その丁寧な所作によって、ブースの前には常に「人が立ち寄りやすい温かい空気感」が維持されていました。彼女が作るウェルカムな雰囲気がフックとなり、通路を歩く人々が自然と足を止めるという、見事な来場者誘導の仕組みが完成していました。

小鳥遊なつなさんの柔軟な対応力:ペットフードの特徴を噛み砕いた体験的な説明

小鳥遊なつなさんは、商品の原材料やこだわり、栄養バランスといった専門的で少し難しい商品の特徴を、カタログの文面通りにただ暗記して話すようなことはしませんでした。彼女の卓越したスキルは、目の前の来場者が最も知りたい「体験的なベネフィット」に言葉を置き換える柔軟な対応力にあります。

「この商品は〇〇成分が配合されておりまして」と伝える代わりに、「アレルギーや涙やけが気になるワンちゃんでも、毎日安心して美味しく食べられるおやつなんですよ」といった、オーナー様の日常の悩みに寄り添う言葉で説明を行っていました。この臨機応変な言葉選びと言い換えの工夫が、通りすがりの来場者の関心を深く引き寄せ、製品への興味を一気に高める強力なきっかけとなっていました。

「まさかここまで連携できるとは」社内スタッフとコンパニオンが生んだ現場の相乗効果

今回の株式会社イトウアンドカンパニーリミテッド様ブースにおいて、最も大きな成果を生んだ要因は、自社の社内スタッフ様とコンパニオンの2人との間に見事なチームワークが構築されていた点です。

東海林茉莉花さんと小鳥遊なつなさんがブースの手前で明るく集客し、ペットオーナー様と笑顔で接しながら、裏でビジネス目的のバイヤー様を素早く見極めて奥の商談スペースへとトスアップする。この役割分担が徹底されていたため、社内スタッフの皆様は「最初の声掛け」に体力を消耗することなく、自社にしかできない「深い商談や具体的な卸の提案、カスタマイズの相談」にすべての時間とエネルギーを集中することができていました。会期中に社内スタッフ様から「まさかこれほど息の合った運営ができ、自分たちの業務に集中できるとは思わなかった」と大変お喜びいただけた姿は、まさに人と戦略が融合した瞬間でした。

 

 

 

 

イベントコンパニオンを起用するメリットと運用の注意点

集客の即戦力として大きな効果を発揮するコンパニオンの起用ですが、投資対効果を最大化し、展示会出展を失敗させないためには、メリットだけでなく見落としがちなリスクやデメリットにも公平に目を向ける必要があります。

メリット:集客母数の圧倒的な増加と自社スタッフが個別商談に集中できる環境作り

イベントコンパニオンを配置する最大のメリットは、社内の貴重な営業リソースや専門スタッフの労力を、最も効率の良い形で配分できる点にあります。自社スタッフだけで対応しようとすると、サンプリングや一般的な挨拶回りに時間を奪われ、本当に深い話をすべき重要顧客が来場した際に対応が遅れるという機会損失が発生します。

フロントの集客とスクリーニングをプロに任せることで、ブース全体の時間あたりの「有効接触数」は劇的に増加します。社員の皆様は、自社製品のコアな強みを説明する商談業務に100%集中できるため、出展費用(ROI)に対する最終的な費用対効果を大幅に引き上げることが可能になります。

注意点:取扱ブランドのイメージや製品コンセプトとコンパニオンの個性のマッチング

どれほど個人の接客スキルやコミュニケーション能力が高いコンパニオンであっても、自社商品のトーン&マナー(例えば、オーガニックでナチュラルな世界観なのか、あるいはスタイリッシュで高級志向なブランドなのか)と、本人の得意とするキャラクターや衣装の雰囲気が乖離していると、運用上のデメリットが生じます。

イメージのミスマッチが起きると、ブース全体が発信したいメッセージが来場者に正しく伝わらず、本来獲得したかった想定ターゲット層が素通りしてしまうリスクがあります。自社のブランドイメージを正しく体現できる最適なキャスティングを行うことが、成功のための重要な注意点です。

リスク:混雑時の安全管理や事前の業務範囲の共有不足が招く現場の混乱を避けるために

インターペットのような超大型イベントでは、特定の時間帯にブース前へ人が滞留しすぎてしまい、通路を完全に塞いでしまうという運用上のリスクが生じます。また、「どこまでの質問にコンパニオンが答え、どのタイミングで社員にトスアップするか」の境界線が曖昧なまま本番を迎えてしまうと、現場で来場者を待たせるなどの混乱が発生しかねません。

これらを防ぐためのライフラインとなるのが、事前の正確な情報共有です。何十ページもある複雑なマニュアルを読み込ませる必要はありません。毎朝のわずか5分間のブリーフィング(朝礼)で、「今日の具体的な目標」と「引き継ぎのルール」「安全な通路確保の意識」をチーム全体で握り合う時間を設けることが、現場のあらゆるリスクを排除する最大の対策となります。

 

 

展示会出展で初心者がつまずきやすいポイントとよくある誤解

初めて展示会の企画や現場運営の責任者・担当者を任された方が、悪気なく陥ってしまいがちな「計画段階の盲点」や「運用上の思い込み」について、いくつかの視点から整理しておきましょう。

誤解1:「とにかく知名度の高い人を呼べば、比例して成果が出る」という罠

SNSなどで数万人のフォロワーを持つ有名なインフルエンサーや人気のコンパニオンを起用すると、確かに彼女たちを目当てにした大勢のファンがブースの周りに集まり、大きな人だかりができます。一見すると大盛況に見えるため、担当者様としては「大成功だ」と安心しがちです。

しかし、ビジネスの成果を目的とする展示会においては、その集まった人々のなかに「自社製品を本当に検討・購入してくれる決裁権者やターゲット層」がどれだけ含まれているかが最も重要です。ただの『お祭り騒ぎの集客数』という数字だけに惑わされず、自社の見込み客を確実に引き寄せるための「配役のミスマッチ」が起きていないか、冷静に見極める視点が必要です。企業の目的に沿った適切な人材を選ぶことこそが、本当の成果への近道です。

誤解2:完璧な製品カタログをそのまま「正しく音読する」のが良い接客?

「うちの新商品は、特許取得済みの〇〇成分を〇〇%配合しておりまして、独自の製法により……」と、仕様書やカタログの文字通りに100点満点の説明を通路で披露することが、必ずしも来場者の足を止める正解とは限りません。

特にライフスタイル系の会場では、来場者は五感で楽しめる体験や、直感的に共感できるストーリーを探しています。難しい専門用語やスペックをそのまま伝えるのではなく、「これ、実はワンちゃんの食いつきが驚くほど違うんですよ!」といった、相手の日常の風景にスッと飛び込むような「生きた言葉」に変えてアプローチすることが大切です。最初の数秒で距離を縮める工夫こそが、プロのコンパニオンが現場で行っているテクニックなのです。

つまずきポイント:「とりあえず現場で頑張って」という丸投げの指示出し

どれほど経験豊富で優秀なプロのコンパニオンであっても、当日の現場に入ってから「このパンフレットを適当に配っておいてください」「あとは臨機応変にお願いします」とだけ伝えるのは、初心者が最もつまずきやすい失敗パターンです。

彼女たちの自発的なパフォーマンスとポテンシャルを最大限に引き出すためには、具体的な指示出しが欠かせません。「今日はこのサンプルの在庫200個をすべて配り切る」「ペットサロンの経営者やバイヤーらしきバッジをつけている人を見つけたら、最優先で声をかけて奥に繋ぐ」といった、現場での明確な『合格基準』や『ターゲットの目印』を共有しておくこと。この事前のひと手間が、展示会運営の成否を分ける大きな分岐点となります。

 

 

次回の展示会を成功させるためのパートナー選び

ここまでの事例を踏まえ、次回の展示会出展で失敗しないために、どのような基準でキャスティングパートナー(派遣会社)を選ぶべきか、実務的な比較軸をお伝えします。

自社に最適なイベントコンパニオンの選び方・比較軸

候補者を選ぶときは、コンパニオンのプロフィール写真の第一印象だけで決めてしまうのは避けるべきです。本当に見るべき比較軸は、「過去に同ジャンルのライフスタイル系展示会や、混雑する大型イベントの現場を経験しているか」「こちらの出展意図を汲み取って柔軟に動けるコミュニケーション能力があるか」という、内面のスキルや実績です。自社のビジネスゴールに寄り添ってくれる人材を選ぶことが、安定した成果につながります。

成果を最大化させる派遣パートナー(派遣会社)のチェックリスト

優れた派遣会社は、単に人員を現場に送り届けて終わりではありません。事前の目的設定(要件定義)の段階から親身になって相談に乗り、当日の予期せぬ混雑やトラブルへの対応まで包括的にサポートしてくれます。事前の相談段階で、貴社のビジネスゴールを理解し、現場の動線やオペレーションまで一緒に真剣に考えてくれる会社であるかどうかを、チェックリストの最上位に置いて選択することをおすすめします。


まとめ:展示会成功の鍵は「人」と「戦略」の融合にある

インターペット東京2026における株式会社イトウアンドカンパニーリミテッド様ブースの成功は、東海林茉莉花さんや小鳥遊なつなさんというプロの技術を、単なるブースの飾りとしてではなく、認知拡大とリード獲得を最大化するための「動線戦略」に正しく組み込んだからこそ生まれた結果です。展示会においては、どれほど良い商品を用意しても、ブースの前で「誰がどのように伝えるか」という人の力が伴わなければ、その魅力は来場者に届きません。

「当日の大混雑を自社スタッフだけでさばききれるか心配」「自社のブランドイメージを的確に表現してくれるコンパニオンをどう選べばいいかわからない」……そんな悩みをお持ちの出展担当者様。当日のブースに満ちる熱気を、確実なビジネスの成果へと変えたいとお考えなら、まずは年間300件の現場を知り尽くした私たちプロフェッショナルに、そのお悩みを聞かせてくれませんか。貴社の出展を成功へ導く最適なプランを、一緒に作り上げましょう。

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