イベントコンパニオンは展示会では非常に目立つ存在です。
彼女たちはきれいなユニフォームを着ていますが、それ以外にはどういう物が必要となるのでしょうか？

イベントコンパニオンは展示会などのイベントの花形です。
決められたコスチュームを着用していますが、配布されるコスチューム以外にも必要なアイテムがあります。
重要なアイテムの一つが足元を飾る靴で、展示会の種類により白パンプス、黒パンプス、スニーカーなどが使われます。

白パンプスは展示会コンパニオンの定番アイテムです。
エナメルや皮素材の物が中心です。
ヒールの高さは脚がきれいに見えること、長時間立っていても負担が無いことなどから考えて5～7cm程度になります。
脚がきれいに見えるような立ち方をしなければならないので、サイズが合ったものを用意する必要があります。
ただ靴屋さんではあまり多くの種類が売られていないので、長期に続ける方はオーダーメイドしているようです。

衣裳の色などによっては黒パンプスという場合もあります。
式典などではストラップが一切ついていない物が指定されることがあります。
スーツが制服になっている場合、黒パンプスを履くことが多いでしょう。

展示会が屋外になる場合や、動き回ることが多い場合はまれにスニーカーという場合もあります。
スニーカーの場合、色は白が無難です。

コンパニオンとして働きたいなら、仕事がもらえたときに慌てないように、ご自分にぴったりの白パンプス、黒パンプス、白スニーカーを用意しておきましょう。

イベントコンパニオンの仕事をするには、仕事に応じた持ち物があります。
その中で必ず必要になってくるもののひとつに、スーツがあります。

イベントコンパニオンといえば、指定されたコスチュームを着用するイメージが強いかもしれません。
しかしながら、コスチュームが無い場合もあります。
そのようなときは、自前の物を着用することになりますので、スーツはコンパニオンの必需品です。

スーツではスカートスーツがほとんどで、まれにパンツスーツということもあります。
黒のパンツスーツなら就活で使うようなツーボタンでも、ウェストラインが出るワンボタンでも可能ですが、シンプルなデザインに越したことはありません。

黒スーツが指定の仕事では学術的な仕事、受付、表彰式のアテンドなどがあります。
黒のパンツスーツを持っていれば、これらの仕事が入った時も、安心です。

イベント会場では、来場客に時間を意識させたくないといった配慮などから、時計が置かれていないケースがあり、会場で時間が分かりにくいことがあります。
そこで、多くの人は携帯やスマートフォンで時間を確認するわけですが、イベントコンパニオンの仕事中に、お客さんの前で携帯などを取り出して見るわけにはいきません。
イベント自体の評価が下がる、といったことにもつながりかねません。
かといって、時間がまったく分からない中で仕事をし続けるのも難しいので、コンパニオンとして働くなら腕時計を持参すると便利です。
派手なものではなく、シンプルな腕時計が良いでしょう。

イベントコンパニオンとして働く時に必要な持ち物のひとつに、ストッキングがあります。

コンパニオンは身だしなみが大切ですから、ストッキングに穴が空いていたり電線していたりするのは論外です。
予備のストッキングを持参しておいた方が良いでしょう。

そんな中で、イベントコンパニオンの場合は、特にストッキングに注意を払う必要があります。
なぜなら、イベントコンパニオンに与えられるコスチュームは、ミニスカートやショートパンツなど、脚を露出する衣装が多いからです。

では、そのような露出の多いコスチュームの場合は、どのようなストッキングを履けば良いのでしょうか。

イベントコンパニオンがコスチュームに合わせて履くストッキングは、「オールスルー」や「ヒップスルー」と呼ばれる、太もも・ヒップ部分に切り替えがないタイプのものや、「水着用ストッキング」などと呼ばれるローライズのストッキングです。
インターネットショッピングでも手に入りますので、検索してみましょう。

イベントコンパニオンとして働きたい方が自前で用意しておくべきアイテムにはどのようなものがあるのか、ご紹介してきました。
特に持っておくべきは、白パンプス、黒パンプス、白スニーカー、黒スーツ、シンプルな腕時計、ストッキングです。
いずれのアイテムも、あなた自身をより美しく、あるいはよりきちんと見せるために必要なアイテムです。
それと同時に、白パンプスやコスチューム用のストッキングなどのように、明日必要だからといって今すぐ買いに行って間に合うとは限らないようなものもあります。
これからイベントコンパニオンとして働きたいと思っている方は、これらのアイテムを揃えておくと良いでしょう。