展示会の出展費用はどのくらいかかる?

2022.10.31
全国の主要都市を中心に、様々な展示会が随時開催されています。自社の製品や商品を全国に、また 展示会の規模によっては世界各国へアピールするチャンスになりますから、ぜひとも出展したいと思う企業も多いのではないでしょうか。とは言っても、やはり気になるのはその出展に関わる費用です。

そこでどんな費用がどのぐらいかかるものなのかなど、展示会の出展費用について紹介します。

 

 

それでは展示会に出展するには、具体的にどんな費用がどのくらいかかるのでしょうか。
主なものとしては以下の項目があります

 

出展料

その展示会に出展するための出展費用です。これは出展する展示会の規模や、何小間(スペースの単位)使用するかなどのブースの広さによっても変わってくるようですが、全国の主要都市などで行われる大規模な展示会であれば、だいたい1小間30~50万ぐらいが相場だそうです。またこの出展料で気を付けたいのが、社名の表示や床、電気工事が出展料に含まれる場合と別の場合があるということ。この点は事前に確認することを怠らないようにしましょう。

 

ブースの装飾費用、人件費

展示会では、ブースを装飾して目立たせる事も必要です。ブース装飾費用の内訳としては工事や材料、それらを運搬する費用や設営し撤去する費用、人件費になります。1小間借りたとして、工事料などがだいたい60万円~100万円程度。プラスで運搬スタッフにそれぞれ5,000円~8,000円程度のギャランティを支払うことになります。

 

展示会の告知や運営に関わる費用

展示会を出展する際には、そのほかにもさまざまな費用がかかります。
まずは展示会の告知のための費用。これらには、案内状の作成や送付、Webで告知するためのホームページ制作費用などが挙げられます。そして展示会開催中に必要なものとして、運営マニュアルや配布物などの制作費、プレゼンテーションなどで映像や音響、照明なども使用する場合には機材やオペレーター費用も必要になります。またブースを運営するためのスタッフやコンパニオン、イベントのMCなどの人件費も必要です。

このような告知や運営にかかる費用、例えば映像や音響機材なども使用する6小間ぐらいの中規模なブースの場合、これらの費用は合わせて130~200万余ぐらいかかるようです。

紹介した項目以外にも、製品や商品の搬入代なども必要です。
またブースの内容によっては給排水工事や水道代などが必要な場合もあります。おおよその目安ではありますが、最小規模でも全ての項目の合計金額として、60万円~150万円ぐらいはかかると考えた方が良いでしょう。

上手に費用を抑える工夫を!

展示会に出展する際の費用をトータルで考えると、決して少なくはない金額。抑えるところは抑えたい、そんな思いからブース装飾を控えようとか、運営スタッフやコンパニオンを少なくして費用を抑えようと考えがちですが、その結果ブースを盛り上げることができず、出展の効果を感じられないという場合もあります。
そのような事態に陥らないように、まずは便利なサービスや制度の利用を考えてみてはいかがでしょうか。

自治体の助成金や展示会の割引制度、また小規模の出展であれば施工業者のパッケージサービスを利用するなどの方法もあります。自社の場合に利用できるものはないか調べて、上手に費用を抑える工夫を試みてみましょう。

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