展示会用ノベルティ作りのポイント

2022.10.31

「ノベルティ」とは

展示会などで配られる「ノベルティ」とはなんでしょうか。
ノベルティとは、もともとは「真新しさ」などいった意味の英語でしたが、最近では、企業などが来場記念などに販促目的で作り、お客様に無料で配る品物を指して使われる用語です。
企業名やブランド名を入れた粗品を用意することで、知名度を上げるはたらきがあります。
では、展示会用ノベルティはどのようなものを用意すればばよいのでしょうか。
ノベルティに選ばれる品物は数多くありますが、展示会で配布するノベルティの効果や使われ方を考え、どのようなノベルティを作ればよいのかについて考えていきましょう。

展示会で配布するノベルティの効果としてまずあげられるのは、ブランドの認知度を上げることです。
ノベルティで認知度を上げられる理由は、いくつかあります。
まず、展示会のブースにお客様を惹きつけるという点において、ノベルティは認知度アップに役立ちます。
ノベルティ目的でお客様がブースに来てくれ、そこから自社のブランドを知ってもらえるという可能性があります。
そのためには、欲しいと思わせるようなノベルティを用意することが大切です。
特別感を演出したり、その展示会の限定品などを用意したりすることで、より一層「欲しい」と思わせることができます。
また、受け取ったノベルティ使ってもらうことでそこから更なる宣伝へと繋がります。

 

実用性が大事

展示会では、販促ツールとしてノベルティはとても重要な役割を担っています。
特に実用性のあるノベルティは、展示会終了後も日常的に使用される可能性も高く、その配布物に印字されている社名や商品名を強く印象付けることができます。

具体的にはボールペンや付箋、ノートなどが人気です。
これらはビジネスにおいて必要不可欠なものであり、社内で使用してもらえる可能性が高い上に、大量に発注しても低コストで済むなどの利点があります。
他には、夏場であればうちわが人気です。うちわはボールペンや付箋などよりも低コストで作ることができる上に、気軽に受け取ってもらいやすく、さらには印刷面が広いため、アピールしたい商品やサービスの情報を盛り込みやすいというメリットがあります。
このように、展示会においてノベルティはのちのビジネスに繋がる可能性のある重要なアイテムです。特に毎日目に触れる可能性のある実用性の高い配布物は営業の代わりとしても役立ちますので、配布物を検討される際は実用性の高いものがおすすめです。

 

持ち運びしやすいもの

一言にノベルティといってもその種類は様々です。
しかしどんなノベルティであれ、展示会にきた来場者に自社のブースで立ち止まってもらうためになくてはならないものといえるでしょう。
自社のブランドや商品を覚えてもらい、名刺交換してその後のビジネスにつながるノベルティはなにか、ターゲットにあわせて選ぶ必要があります。
従来からある、名入れタオルやボールペンから、IT関係の展示会であればモバイルバッテリーやパソコンまわりのものが人気かもしれません。
また、季節に応じて汗拭きシートや扇子などもすぐ使えて需要があると思われます。収集した資料をまとめて入れられるエコバックも人気です。
どの商品を選ぶにしても来場者が受け取りやすく、また持ち帰りが楽なものが良いです。

 

自社製品と関連のあるもの

自社の認知度を上げる効果的なノベルティグッズはどういうものかご存知ですか?
多くの人はノベルティグッズに実用性を求めていますが、それだけを求めていたら自社の商品やサービスに興味を持ってもらえません。
ノベルティグッズはターゲットにとって実用品であるのが望ましいのですが、さらに自社に関連したものであるとより良いでしょう。
自社にまったく関係のないノベルティグッズで自社のことを知ってくださいといっても、ターゲットにとってはどうでも良いことであまり印象に残りません。
自社が販売している商品やサービスと関連があるものにすることで、より高い効果を期待できます。

 

まとめ

展示会用にノベルティグッズを用意しておくのは、ノベルティ目当てでも構わないので自社ブースに来てもらうきっかけを作るためと、ノベルティグッズを持ち帰って使ってもらうことで、自社製品やブランドの認知度が高まることを期待しているためです。
そのためには、どのようなノベルティにするのかにもこだわる必要があります。

具体的にどのような点に注意してノベルティを用意すれば効果的なのか、おさらいしてみましょう。
まず、実用的であることが大切です。展示会後にも使ってもらえることで、ノベルティを配ったお客様の周りの方にも企業名やブランド名を知ってもらうことができます。
また、自社製品と関連する商品であることが望ましいです。持ち帰って使ってもらうためには、持ち帰りやすいものであることも大切です。