イベントコンパニオンの容姿レベルは高くないとだめ?向いている人・適性など詳しく解説!

2022.12.01

イベントコンパニオンは、20代・30代の若い女性に人気の高い職業です。しかし誰でもなれるわけではありません。

一般的に、イベントコンパニオンには一定以上の容姿やスタイルの良さが求められるといわれています。

そこで今回は、イベントコンパニオンの容姿のほかに、向いている人などを詳しく紹介していきます。

イベントコンパニオンに容姿は必須?その他の条件とは

容姿端麗・スタイルの良さ

当たり前といわれてしまうかもしれませんが、一定以上の容姿やスタイルの良さは必要となってきます。

なぜなら、イベントコンパニオンはクライアント企業とお客様の橋渡しとしての役割を担う側面があるので、いわば広告塔・顔といえます。

クライアント企業の製品やサービスなどの印象を良く持ってもらうためには、一定以上の容姿の良さが求められます。

 

さらにあらゆるコスチュームを身に着けることが多いため、スタイルの良さも必要になってきます。

募集要項に、容姿・スタイルの良さに関して明記している事務所は基本的にありませんが、その分「暗黙の了解」として設けられていることはいうまでもありません。

 

あらゆるコスチュームを着こなせるプロポーションの良さや容姿に自信がある人がイベントコンパニオンに求められる条件の1つといえるでしょう。

コミュニケーションの高さ

色々な仕事でコミュニケーション能力を求められますが、イベントコンパニオンは特にコミュニケーション能力の高さが求められます。

イベントコンパニオンとして活躍する前の事務所に所属できるか否かの時であっても、愛嬌の良さや相手を不快にしない話し方に関してのボーダーがあります。

 

イベントコンパニオンは、イベントなどでブースに訪れたお客様の対応をするのが主な仕事です。年齢や立場・男女に関係なくどんな人に対しても好印象を持ってもらう・気持ちよいコミュニケーションがとれることが必須です。

そのため、人と話すことが好き・コミュニケーション能力が高いかどうかも重要なポイントです。

したがって先ほど紹介した「容姿の良さ」は必須ではありますが、容姿が良いだけで必ずしもイベントコンパニオンとして活躍できるかというとそういうわけでもないことが分かります。

ストイックな自己管理能力

イベントコンパニオンの仕事は一見すると華やかに見えますが、体力が求められる仕事でもあります。

イベントの開始時間から閉会時間まで、休憩時間を除いてほぼ立ち仕事であるほか、来客への対応などで常に忙しいです。

その間も常に笑顔で疲れを見せない対応をしなければならないので、とても体力が求められる仕事です。

 

イベントによっては屋外での仕事も多いです。夏の暑いときや冬の寒い時期でも、設定されているコスチュームを身に着けることが求められます。

さらに高いヒールを履いてのお仕事となるので、想像を超える重労働といえるでしょう。

 

また、コンスタントに仕事を受けるためにも普段の体調管理や体型維持のために、自分にストイックでなければなりません。

体型・体調管理など、仕事をしている以外でも自分に厳しく管理できることがイベントコンパニオンには求められます。

人前に立つことが好き・気にならない

イベントコンパニオンは常にいろんな人から見られることがお仕事です。そのため、人前に立つことが気にならない・好きという人が向いています。

 

どんなにスタイルがいい・容姿がいいとしても、人前にできることが恥ずかしい・緊張してしまう人は、つらいと感じる仕事かもしれません。

資格・学歴は不問

仕事の応募条件というと、資格や学歴などを想像する人が多いかもしれませんが、イベントコンパニオンにおいてはそのどちらも必要としないことが多いです。

 

仕事内容によっては語学などの資格を求められるので、資格や学歴があった方が有利ですが、基本的には容姿・スタイルの良さ・コミュニケーションスキルなどが重視されます。

イベントコンパニオンの仕事内容

イベントコンパニオンの仕事内容について紹介していきます。華やかな側面もありますが、実はそれだけではないことが分かります。

勧誘・にぎやかし

イベントを華やかに彩る・盛り上げる役割をイベントコンパニオンは担っています。例えばマイクパフォーマンスや、ダンスなどが挙げられます。

イベントコンパニオンの持つ容姿の良さと高いコミュニケーション能力が持つ魅力といってもいいでしょう。

 

ただしクライアント企業・ブランドのイメージを損なわないようなバランスを見極めることも大事です。ただただ無意味に盛り上げるだけではなく、きちんと考え、計画的に盛り上げる必要があると言えるでしょう。

受付・案内

イベント会場・セミナー会場には数多くのお客さんが訪れます。その際に受付やインフォメーション業務もイベントコンパニオンの仕事の1つです。客さんに対して各種案内をしたり、名刺の受け取りなどが挙げられます。

 

イベント以外は株主総会や学会といったイベントでイベントコンパニオンが活躍することもあります。この場合は社会人としての落ち着いたマナーや円滑なコミュニケーション能力が求められます。

 

さらに外国人のお客さんが多いイベントの場合、英語をはじめとする語学力が求められることもしばしば。

複数の外国語が話せるイベントコンパニオンはほかのイベントコンパニオンよりも重宝かつ高給取りの傾向にあります。

サンプリング・アンケート

街頭や店頭などでクライアントの用意したカタログ・試供品を配布する業務です。一番身近でイメージしやすい配布業務は、携帯ショップのイベントコンパニオンでしょう。

ただ機械的に配布するのではなく、笑顔で明るく親しみやすい雰囲気を作りお客様に接することが大事です。

少しでも製品の魅力を伝えられるよう、どういった魅力があるのかを短時間でアピールしなければなりません。

 

「配布」とだけ聞くと簡単そうな業務ですが、道行く人に興味を持ってもらえるようなPRをすることは、誰しもできることではありません。

また、ケータリングでは、企業の商談会や新製品発表会、セミナーなどで重宝されます。

こうした場では、飲み物やちょっとした食べ物が来賓者にふるまわれることも少なくありません。

イベントコンパニオンが、企業の顔としてお茶出しを担当することも多いです。

司会・製品PR

高いコミュニケーション能力が発揮できる業務といえば、司会やナレーション・製品PRといった機会でしょう。

マイクパフォーマンスなどで商品やサービス紹介をおこなって、イベントを盛り上げる重要な役割を持っています。

そのため、当日のタイムテーブル変更・トラブルなどの対応能力やアドリブなども求められます。イベントコンパニオンの中でも、経験豊富でコミュニケーション能力の高い限られた人材しかできない仕事です。

 

例としては東京ゲームショウや東京モーターショウといった大規模なイベントほど、このような業務が多いです。

イベントコンパニオンが最も活躍できるシーンといえるのではないでしょうか。

イベントコンパニオンになるためには?

事務所に所属する

イベントコンパニオンとして活躍するには、まず事務所に所属しましょう。イベントコンパニオン事務所のほかに、タレント事務所に所属するなど方法があります。

 

ただし事務所によって仕事内容が異なるので、事務所の面接の際にどんな仕事がしたいのかなど詳しく説明できるといいでしょう。

書類選考をクリアする

事務所の面接などをクリアして、無事に事務所所属が決まったからといってすぐにイベントコンパニオンとして活躍できるわけではありません。

 

イベントコンパニオンとして活躍するためには、イベントなどの審査に通過する必要があります。

そのためにはまず最初に書類選考をクリアすることから始まります。多くの人が書類選考の時点で落とされてしまうので、次の面接やオーディションには限られた人しか挑めません。

オーディションを受ける

オーディションでは、イベント事務所や開催側の要望に応じて様々な内容の選考基準が用意されます。

イベントによっては水着など露出の高い衣装を着てのオーディションもあります。

 

イベントコンパニオンにはスタイルの良さも求められるからです。イベントではクライアント企業が用意したコスチュームを身に着けることが多いです。

企業イメージを損なわない・好印象を持ってもらうためにも一定以上のスタイルなのか評価されます。

イベントコンパニオンが人気の理由

給与が高い傾向

イベントコンパニオンの給料は日給やイベントごとに支払われることが多いです。日給は10,000~20,000円が相場といわれています。

しかしイベントの開催期間や稼働時間・内容によっても異なるので、あくまでも目安程度にとどめておきましょう。

 

コンスタントに仕事が来ている人気のイベントコンパニオンの場合は、月に30万円以上稼げることもあります。

イベントコンパニオンは20代の若い女性に多い仕事なので、同年代のアルバイト給与でいえば、高給取りといえます。

 

さらに、語学力があればより高い給与が期待できます。バイリンガルの場合は15,000円から、それ以上の言語が話せる場合は25,000~30,000円になることも。

当然ですが、ライバルも少ないのでイベントコンパニオンとして選ばれる可能性も高くなります。

コミュニケーションスキル・マナーが身につく

先ほども紹介しましたが、イベントコンパニオンは色々な人と関わることが多い仕事です。

年齢・性別・立場など様々な人がイベントに訪れます。中には一流企業の幹部の人やメディア関係者など、普段の生活ではなかなか関われない人とも知り合えます。

相手の立場やシーンなどによって適切な対応が求められます。

 

たまに理不尽な理由でのクレームを受けたり、ハードルの高い要望をしてくるイベント参加者もいますが、そんな時でも笑顔を絶やさずにスムーズに対応しなければなりません。

さらに事務所によってはマナー講習やコミュニケーション向上セミナーを開催することもあるので、ぜひ進んで受けるようにしましょう。

メディア露出の機会がある

有名なイベントや、大型イベントにはメディア撮影が入ります。そのため多くのメディア関係者がイベント運営に携わり、会場内を行き来しているのはもちろん、お客様としてメディア関係の方が訪れることも少なくありません。

 

中にはイベント参加中にスカウトされて芸能界やモデルの道に進むということも。

ただしこのケースはあまり多くはないので、基本的にはイベントコンパニオンの仕事を実直にこなしていきましょう。

人脈が広がる

イベント会場には、普通のアルバイトではまず出会えない芸能人やメディア関係の方、企業の役員や重役など立場がある方が来場します。

そこで得た人脈によって結婚に繋がったり、イベントコンパニオンから引退後の就職先を紹介してもらったりすることも珍しくありません。

 

また同じイベントコンパニオンの仕事をしている人は10代後半や20代・30代の若い女性がメインです。

そのため、同世代の友達はできることも少なくありません。さらにコンパニオン同士、協力しながら業務をすることが多いので、仲良くなりやすく絆も深まりやすいのです。

情報なノウハウなどを共有しつつ、一生モノの付き合いになることも少なくありません。

誰でもなれるわけではない特別感

イベントコンパニオンは、誰でもなれる職業ではありません。まずは、ある一定以上の容姿とスタイルを求められます。

モデル並みの美貌やプロポーションが必要と言われるほどです。顔や姿勢が整い、外見が美しくなければ活動できない仕事であり、たくさんの人の注目を集める仕事でもあるのでイベントコンパニオンに憧れる女性も少なくありません。

 

そのため、イベントコンパニオンとして活躍できることは一種のステータスと考えてもいいでしょう。

さらに若い間しか活躍が難しいことを考えると、だれでもできない仕事=特別感と感じるのはないでしょうか。

まとめ

イベントコンパニオンに容姿が必要かどうかについて解説していきました。

イベントコンパニオンになるには、一定以上の容姿とスタイルの良さが求めらることは必須として、それ以外にも誰にでも好印象を持ってもらえるコミュニケーション能力や適切な立ち振る舞いなども求められます。

 

高いコミュニケーション能力のほかに、人前に出ても動じない・目立つことが好きといった人が向いている仕事なので、特別感が得られる仕事の1つといえるでしょう。